現役PT
「雨の日の訪問は服が濡れるから、利用者さんの家に入る時にかなり気を遣う」
現役PT
「自転車で訪問しているので、雨の日グッズを知りたい!!」
このようなお悩みに答えます!
雨の日の訪問リハって本当に大変ですよね。
自転車で移動する際に服や靴が濡れてしまったり、利用者さんの家に入るときに濡れたままだと失礼に感じたりすることも多いでしょう。
私も先日訪問に行ってきましたが、雨+風のダブルパンチで訪問バッグがびしょ濡れになっちゃいました。。。
今回は、そんな悩みを解消するためのおすすめグッズを詳しく紹介します。
ちなみにこの記事を書いている私(@omusubi09sg)は、下記の経歴の持ち主です。
- 現役理学療法士15年目
- 週2日、訪問リハに従事(1日4-5件)
- 担当利用者は自転車で訪問可能な範囲だが、歩くと遠い
5分後には、雨の日の訪問リハで憂鬱にならないための便利グッズやノウハウが得られます。
それでは、本文にいきまっしょ〜!
1. レインコートの選び方とおすすめアイテム
雨の日の訪問には、やはりレインコートが欠かせません。
しかし、どんなレインコートを選ぶべきか迷うこともありますよね。
以下のポイントを参考にしてみてください!
レインコートの選び方
防水性:
まずは防水性がしっかりしていることです。雨を完全にシャットアウトするものを選びましょう。素材にはゴアテックスなどの防水素材を使用したものが優れています。
安いものを選んでしまうと、雨が染み出して服やズボンをカバーできていないこともあるので注意が必要です。
通気性:
防水性が高くても、通気性がないと蒸れてしまいます。とくに梅雨時は雨で濡れているのか、自分の汗なのか分からなくなる場合もあります(笑)。
なので通気性の良い素材を選びましょう。メッシュ素材やベンチレーション機能があると良いです!
動きやすさ:
訪問リハでは動きやすさも重要です。軽くて動きやすいデザインのものがおすすめです。袖口や裾にゴムが入っていると、雨の侵入を防ぎつつ動きやすさも確保できます。
とくに自転車に乗る方は上下セパレート式を強くおすすめします!
なぜなら、ズボンがめちゃくちゃ濡れるからです。そして長靴を履いていても足に水が入ってきます。これでは訪問時に足が濡れていてご自宅に上がれないです。
デザイン:
せっかく着るのだからデザインも大事にしたいです!ゴミ袋のようなレインコート着てきたら利用者さんやご家族がびっくりしちゃいますよね(笑)。
スタイリッシュなものを選ぶことで、利用者に対してもプロフェッショナルな印象を与えることができるかもしれません。
おすすめアイテム(amazonの商品リンクに飛びます)
わたしはこれを使ってます。
シンプルに蒸れない・濡れない・動きやすいの三拍子が揃っているので愛用しています。
自転車に乗って訪問する方はこちらのポンチョもオススメです!
訪問時はバッグもありますよね。このポンチョはカゴにバッグを入れつつ、濡れないようにカバーしてくれるところが最高です。
2. 長靴の選び方とおすすめアイテム
雨の日には足元も大事です。長靴を履くことで、足元をしっかり守りましょう。
普通のスニーカーのままだと雨に濡れてしまい、靴下も濡れちゃうので注意が必要です!
長靴の選び方
防水性:
当然ながら、防水性が最重要です。完全防水のものを選びましょう。ゴム製のものが一般的ですが、最近では軽量で柔軟性のある素材も増えています。
滑りにくさ:
雨の日の地面は滑りやすいです。滑りにくいソールのものを選びましょう。特に、深い溝があるソールはグリップ力が高いです。
履きやすさ:
訪問先で脱ぎ履きすることを考慮して、履きやすいデザインのものが良いでしょう。サイドにファスナーやゴムがあると便利です。
間違ってもロングブーツのような長靴はとてつもなく脱ぎ履きが大変なので避けましょう(笑)。
保温性:
とくに女性の場合、寒い季節には保温性も重要です。内側に保温素材が使われているものを選ぶと快適です。
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こちらのレインブーツがお手頃かつ機能性も優れています。
ですが、豪雨のときは側面の布生地から水が入り込んじゃう気もします。
絶対に靴下を濡らしたくない!!という方はこのレインブーツが良いと思います。靴上部が紐で結べるようになっているので、防水性バッチリです。
3. 雨の日の自転車移動の注意点
雨の日の自転車移動は特に注意が必要です。転倒しないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
自転車移動の注意点
スピードを抑える:
雨の日は視界が悪く、地面も滑りやすいので、スピードを抑えて走行しましょう。特にカーブや交差点では慎重に!私は一度だけカーブで豪快に転びました(笑)
ブレーキの確認:
雨でブレーキの効きが悪くなることがあるため、事前にブレーキの状態を確認しましょう。ブレーキパッドの摩耗もチェックしておくと安心です。
これ意外とチェックしてない方が多いと思いますが、何年も使っている自転車だと本当に急ブレーキ効かなくなってます。必ず一度はチェックしておきましょう!
ライトの点灯:
視界が悪くなるため、前後のライトを点灯して、周囲に自分の存在を知らせるのも良いです。反射材付きのレインコートも効果的ですね!
タイヤの空気圧:
タイヤの空気圧を適切に保つことで、地面との接地面積を増やし、グリップ力を高めます。特に雨の日は空気圧が少し低い方が転倒しにくいです(タイヤの空気パンパンにし過ぎないように)。
路面状況の確認:
マンホールや白線など、滑りやすい部分に注意しましょう。特に濡れた路面では滑りやすくなるため、避けて走行するのが安全です。
4. 替えの靴下やタオルも用意しよう
雨の日に外出すると、どうしても濡れてしまうことがあります。そんな時に便利なのがタオルと履き替え用の靴下です。
タオルは大きめのものと小さいものを1枚ずつ用意しておくと良いです。
大きめのタオルは体全体を拭き上げるのに楽ですし、小さいタオルはバッグや顔を拭くのにちょうどいいです。また、使い捨てのペーパータオルも併用すると衛生的です。
靴下は、濡れた靴下を履き替えることで、快適さを維持できますし、利用者さんのお家の廊下を汚すことがありません。吸湿性と速乾性に優れた素材の靴下を用意しておきましょう!
また、替えの靴下は「足クサッ」って思われないようにするためでもあります。
これかなり重要ですからね、THE・清潔感です。
防臭加工が施された靴下を選ぶと、長時間履いても匂いが気になりません。訪問先での印象も良くなりますよ。
5. まとめ:備えあればあなたも利用者も憂いなし!
雨の日の訪問リハは多くの課題を抱えますが、適切なグッズを用意することで、そのストレスを軽減できます。
防水性と通気性に優れたレインコートや、滑りにくい長靴を選び、自転車移動の際には安全に注意しましょう。
また、タオルや履き替え用の靴下を準備しておくと、訪問先での失礼を避けることができます。さらに、防水バッグやレインカバー、防水スプレーなどのアイテムも活用して、快適な訪問リハを実現しましょう。
皆さんの活動が、利用者の方々にとっても快適で安全なものとなりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!!